クレディセゾン〔フラット35の評価〕現役担当レポート!!

【クレディセゾン】現役担当レポート フラット35
現役担当レポートとは

現役フラット35受付担当からみた目線で気になった金融機関をHPや電話等で確認し、”正直に評価した”レポートです。

ビー
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どうも現役フラット35受付担当の「B」です。

詳しくはプロフィールへ。

今回は”クレディセゾンのフラット35”を調査したレポートを紹介したいと思います。

それでは現役フラット35受付担当からみた”私の評価”をみていってください。

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クレディセゾンの評価

金利フラット35の金利。機構の最低水準に合わせていれば★5
手数料フラット35の事務手数料が低いか高いかで判断
商品性フラット35以外の商品の多さで判断
サービス(特典)フラット35を借りたときのサービスの有無。多さで判断。
わかりやすさフラット35の対面での説明ができるか。担当が付くかなどで判断。

ビー
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★は17個!

まー★の数が多ければいいってわけじゃないんで気を付けて。

私がこのように★をつけた理由をコンパクトに解説しますね。

金利

住宅金融支援機構が毎月発表しているフラット35の金利の最低水準に合わせているため★5個。

手数料

びっくり仰天。事務手数料は3.3%(税込み)。平均の事務手数料をはるかに超えていたため★0個。

商品性

パッケージローン・つなぎローン・保証型・リノベ・フラット50などなど。

どんな案件でも受付けられる商品性になっているため★5個

サービス(特典)

  • SAISON ライフサポート
  • パッケージローンを利用する場合の金利優遇
  • 団信に8疾病&その他の病気やケガを付保できる(※金利は上がる)

このサービスの利用価値はさておき、いろいろ頑張っているようなので★3個

わかりやすさ

WEBの申込はなさそうなので、基本的にはどこかのお店に申込むことになります。

対面での説明などを希望すれば、動いてくれるため★4個

店舗数が少ないのがちょっと減点したところ。

クレディセゾンの商品・金利・手数料 一覧

クレディセゾンの商品・金利・手数料の一覧です。

利用者の多いメインの商品をピックアップして表にまとめています。

項目商品名金利(12月)手数料(税込)
買取型フラット351.91%3.3%
保証型セゾンのフラット35(プラン8)1.81%3.3%
パッケージPLUS(プラス)4.00%3.3%
つなぎつなぎローン2.975%11万
 ↑↑表の金利条件↑↑

【買取型の金利について】

  • 固定金利
  • 資金計画の90%以下の借入
  • 一般団信加入
  • 21年~35年の返済期間
  • 金利引下げ制度の利用なし

【保証型の金利について】

  • 固定金利
  • プラン6~9のなかのプラン8を採用
  • 一般団信加入
  • 金利引下げ制度の利用なし

【パッケージの金利について】

  • 変動金利
  • 団信加入

ビー
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表の金利条件は「この条件で借りるひとが多いだろうな」っと思う金利にしています。

金利引下げ制度は物件や地域によって利用の有無がわかれるため「利用なし」にしています。

そして、ここから先はそれぞれの商品のコメントです。

クレディセゾン・フラット35

クレディセゾン・フラット35の金利は、住宅金融支援機構(以下:機構)の提示している最低水準に合わせているため一般的な金利です。

クレディセゾン・フラット35の手数料は3.3%(税込)で高いです。

わたしの知る限り、手数料は2.2%が一般的です。

金融機関の中には手数料を1%代にしているところもあります。

フラット35に関する申込条件などは下の関連記事”フラット35とは”を参考にしてください。

クレディセゾン・フラット35 保証型

クレディセゾンはセゾンのフラット35(保証型)という商品を用意しています。

セゾンのフラット35(保証型)はプラン6~プラン9まであります。

自己資金がどれだけだせるかで、どのプランを利用できるかが決まります。

手数料はどのプランも一緒で3.3%(税込)。フラット35と同様に高いです。

プラン自己資金の割合金利(12月)
プラン640%以上1.73%
プラン6.535%以上1.75%
プラン730%以上1.77%
プラン7.525%以上1.79%
プラン820%以上1.81%
プラン8.515%以上1.83%
プラン910%以上1.86%
 ↑↑表の金利条件↑↑

【保証型の金利について】

クレディセゾン・フラット35 保証型の注意点

セゾンのフラット35(保証型)の注意点はプランや年収によって返済負担率が異なるところです。

プラン年収400万円未満年収400万円以上
プラン6~830%以下35%以下
プラン8.5~920%以下20%以下

簡単にいうとプラン8.5~9を利用する場合、プラン6~8よりお金を借りられる上限が減ることを意味しています。

ビー
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もしプラン8.5~9を利用したくても、お金が足りないときは保証型ではなく、フラット35(買取型)を検討しましょう!

ちょっと金利上がるけど…

クレディセゾン・フラット35 PLUS

クレディセゾン・フラット35PLUSは、パッケージローンといいフラット35とセットで申込む商品です。

フラット35は基本的には資金計画の90%までしか借りられません。

90%以上借りたいひとはPLUSを使って申込むことがオススメされています。

クレディセゾン・フラット35PLUSの金利は高いほうです。

3社で比較してみましょう。

2023年12月時点の金利
アルヒクレディセゾンSBIネット銀行
3.24%4.00%1.75%

それぞれ団信加入時の金利で比較しています。

 ↑↑ ※の金利について ↑↑

下の3種類のカードを所有または新規発行でフラット35PLUSの金利が0.9%優遇

<金利優遇対象カード>
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス ®・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス ®・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

クレディセゾン・フラット35PLUSの手数料は3.3%(税込)です。

クレディセゾン つなぎローン

クレディセゾンのつなぎローンは、下のようなときに使う商品です。

  1. 土地を買ってから家を建てる(注文住宅など)
  2. リフォーム資金と合わせて中古住宅を買う(リフォーム一体型)

フラット35は家が完成するまで融資ができない。

だからつなぎローンを使って、さきに土地や中古住宅の購入資金にあててほしい。

無料じゃないので、つなぎローンの融資金額・利息・手数料はフラット35の融資のときに清算。といった具合です。

つなぎローンは取扱っている金融機関は以外と少ない印象です。

クレディセゾンのつなぎローンの金利は、前にレポートしたオリックス・クレジットより高かったです。

手数料は11万(税込)で一般的な価格です。

クレディセゾンのデメリット

クレディセゾンのデメリットを3つあげてみます。

  • 手数料が高い
  • 店舗数が少ない
  • WEB申込がない

クレディセゾンのメリット

クレディセゾンのメリットを3つあげてみます。

  • セゾンカードを所有していると特典がある
  • 対面受付でわかりやすい
  • どんな案件でも受付可能な商品性の多さ

クレディセゾン おすすめな人

クレディセゾン・フラット35がオススメなひとを紹介します。

  • セゾンカードを所有している
  • 自己資金が20%以上だせて、保証型の検討できる
  • つなぎローンを利用予定

クレディセゾン おすすめできない人

クレディセゾンがオススメできないひとを紹介します。

  • セゾンカードを所有していない
  • 手数料が高いと感じる
  • 普段忙しくWEBで申込みたい

ビー
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このようなひとはWEBで申込できて、手数料が安いネット銀行系の金融機関がオススメです。

たとえば楽天銀行やSBIネット銀行などです。

クレディセゾン・フラット35 審査について

クレディセゾン・フラット35には事前審査と本審査の2つの審査があります。

事前審査

事前審査は不動産屋またはクレディセゾンが受付け。

事前審査の必要書類を揃えて、審査開始。

不備などがなければ、だいたい1~2営業日で結果が不動産屋または本人に報告されるでしょう。

スピードに関しては、不動産屋や金融機関の担当次第で申込人への報告は変わります。

事前審査の結果については下の関連記事をご参照ください。

本審査

つづきまして本審査の説明です。

本審査は事前審査と同様に申込書に必要事項を記入。

本審査の必要書類をととのえてから本審査がスタート。

本審査の流れ
  1. 受付
  2. 必要書類の確認
  3. 在籍確認
  4. 金融機関の審査部がチェック
  5. 機構のスコアリング審査
  6. 慎重審査:機構の審査部がチェック)
  7. 結果の通知

本審査中はこのような流れで審査がすすみます。

クレディセゾン・フラット35 手続きの流れ

クレディセゾン・フラット35の事前審査から決済までの手続きの流れの一例を見ていきましょう。

  • 事前審査
  • 本審査
  • 売買契約
  • 金消契約(住宅ローンの契約)
  • 決済

ザックリいうとこんな具合です。

売買契約は売主によって本審査のまえに契約してくれるところもあります。

フラット35の流れについて詳細は下の関連記事をご参照ください。

おわりに

クレディセゾンのフラット35について私からみた”正直な評価”をお伝えしました。

フラット35を取扱うようになって長く実績もある金融機関ですが、手数料が高いことが減点ポイントですね。

しかし下のようなひとはクレディセゾンのフラット35を検討してもいいと思います。

  • セゾンカードを所有している
  • 自己資金が20%以上だせて、保証型の検討できる
  • つなぎローンを利用予定

以上が現役担当レポートです。

ほかにもフラット35に関する記事をたくさん用意しています。

ぜひ見てってください。

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