
どうもフラット35受付担当の「B」です。
よろしくお願いします。
事前審査の結果(3種類)についての理由と対策!
タイトルにも書きましたが、フラットの事前審査には3種類(承認・留保・不承認)の結果があります。
それぞれ何を意味するのでしょう。
どんな場合にこのような結果になるのか、理由と対策を私なりに解説します。
まずこの3種類の結果を聞いて皆さんが思うことは
「留保」ってなんやねん。
だと思います。
順番に解説していきますので、是非一読してみてください。
- 承認だったよ、安心していいの?
- 留保ってなに?
- 不承認、、どうしたら、、
承認とは


「承認」は言わずもがな、いい結果です。
おめでとうございます。
ひとえに承認とはいわれても、何をもって承認なのか「?」ですよね。
- どういう場合に承認となるのか
- 事前審査の承認はあてになるのか
上記についてちょこっと解説していきます。
どんな場合に承認なのか?
どんな場合に承認なのでしょうか
- 信用情報に問題(異動)がない
- 機械審査(スコアリング)のポイントが高い
事前審査では申込人の信用情報を確認し、申込書の記載内容を点数化(スコアリング)して、だいたい機械が結果をだしています。

おいおい、機械が結果を出しているなんて信用度ゼロじゃないか!
こう思うかたもいらっしゃいますよね。
そのまま下へスクロールお願いします。
承認はあてになるのか?
事前審査の承認があてになるかどうかは
こちらの過去記事でお伝えしています。
是非一読してみてください。
留保とは


皆さんが気になるであろう留保についてです。
マニュアル的には本審査へ進んでくださいという意味となっています。
がしかし…
- どういう場合に留保となるのか
- 留保のまま本審査へすすんでもいいのか
- 留保の場合どうしたらいいのか
- 留保で進む場合の心構え
この4本立てでお送りいたします。
とりあえず先に言えることは留保ということは、信用に問題がない(異動がない)証拠
ということですね。
工夫次第では承認になる可能性を秘めています。
是非、この先をご覧ください。
どんな場合に留保なのか?
どんな場合に留保になるのでしょう。
- 信用情報に問題がない
- 機械審査(スコアリング)のポイントが低い
- スーパーホワイト
- 本審査(フラット)で不承認の経験がある
- 金融機関の取扱停止(注意)業者
それぞれ理由を簡単に解説します。
①信用情報に問題がない
信用情報に問題(異動)がある場合、留保ではなく「不承認」になるため
②機械審査(スコアリング)のポイントが低い
申込内容や信用情報は機械審査によりスコアリング(点数化)され、ポイントが高いと承認となる。
しかしポイントが足らない場合は留保となるため。
③スーパーホワイト
スーパーホワイトとは信用情報になにも情報が載っていないひとのことを指します。
クレジットカードを作ったことがない人や、携帯の分割払いを利用したことのない人に多いですね。
信用情報がうまく取得できていないと判断されて、留保になると思っています。
最近ではだいぶ稀ですが、心当たりのあるかたはクレジットカードを一枚作るのも一つの手ですよ。
④本審査(フラット)で不承認の経験がある
過去に本審査で不承認になったかたも、留保になりやすいです。
機構に名前が登録されて、機械的に留保になるように設定されていると判断しています。
本審査で落ちたかたは半年開けてから再審査しましょうという記事をよく見受けます。
私的には半年開けても、機構から名前の登録が消えることはなく事前審査では留保になる可能性が高いと判断しています。
⑤金融機関の取扱停止(注意)業者
受付金融機関や住宅金融支援機構はそれぞれ取扱停止(注意)業者を設けています。
怪しい業者や問題の起こった業者を登録しているんですね。
売主や仲介が取扱停止(注意)業者に登録されている場合は「留保」という回答になりやすいです。
運が悪いケースですね。
留保のまま本審査はOK?

あんまりオススメしないです!
- 本審査の承認率が低い
- 審査が長引く
- 必要書類が多くなる
要は審査に苦戦するっていうことですね。
承認率は50%くらいまで落ちるイメージです。
通ったら

ラッキー!!
って思ってほしいほどです。
受付担当としては「やってやったぜ」って思うほど嬉しい内定(承認)です。
申込人にはこのすごさがあまり伝わらないことが多い。
あっさり「あ、そうですか、ありがとうございます。」って言われると、寂しい気持ちになります。
厚かましいのは重々承知ですが、喜んでもらえると達成感が違いますね。
通ったら喜んでしまうほど、留保からの本審査内定(承認)は厳しいのが現状です。
できれば承認から本審査へ進みたいところですね。
留保の場合はどうしたらいい?
留保だった場合はどうすればいいでしょうか。

内容変更をして再度、事前審査!

何度も事前審査してもいいの?

事前審査は何度でもできますよ
留保になってしまった場合は、上のブロックの「どんな場合に留保なのか?」を参考にして再審査をするか判断してみてください。
もし「機械審査(スコアリング)のポイントが低い」に当てはまっていると思うかたは、下の過去記事が参考になります。
- スーパーホワイトはクレジットカード(クレヒス)を作ってみよう!
- 業者(売主or仲介がNGの場合)に不信感をもったらチェンジ!
- 過去に不承認のかたはなるべくいい内容にして本審査へ!
なるべくいい内容については上の「あわせて読みたい」を参考にどおぞ
留保のまま本審査へ進む場合

留保のまま本審査へ進む場合は、機構の慎重審査になる覚悟で進みましょう!
上のブロックの「留保のまま本審査はOK?」でもお伝えしましたが、留保のまま進むと
- 本審査の承認率が低くなる
- 審査が長引く
- 必要書類が多くなる
上記になることが予想されます。
この原因となるのが「機構の慎重審査」です。
ちなみに留保案件がすべて慎重審査になるということではないです。
確率として高いということですね。
機構の慎重審査については過去記事でも言及しています参考どうぞ。
不承認とは


よんで字のごとく、残念な結果です。
不承認の内容では本審査へは進めません、、
不承認と聞くとがっかりするかと思いますが、場合によっては承認になる可能性は十分にあります。
不承認の理由と対策について見ていきましょう!
- どういう場合に不承認となるのか
- 不承認の場合はどうしたらいいのか
上記についてちょこっと解説していきます。
どんな場合に不承認なのか?
どんな場合に不承認になるのでしょう。
- 信用情報に「異動」がついている
- 直近で延滞をしている
- 申込内容のポイント(スコアリング)が低い
「2.直近で延滞している」については、もしかしたら受付金融機関によって異なるかもしれません。
受付金融機関の裁量によって他の理由でも不承認を出すところもあるかと思います。
私が受付ている金融機関は、こんな場合に不承認となることが一般的。
不承認の場合はどうしたらいい?
①信用情報に「異動」がついている
この理由での不承認は時間をかけるしかないですね。
信用情報から「異動」が消えるまで待ちましょう。
またはフラット35を諦めて、不動産担保ローンなど他のローンを利用する。
金利が高いのと自己資金が2~3割程度必要となる商品が多いのが主なデメリットですね。
申込人の属性より不動産の担保力のみで融資をしてくれます。
②直近で延滞をしている
延滞している借入や割賦を支払って、次回の報告が延滞でなければちゃんとした審査ができます。
1~2カ月後に再チャレンジしてみましょう。
CICを取得すると直近での延滞が解消されているかがわかりやすいです。
③申込内容のポイント(スコアリング)が低い
この理由での不承認は申込内容全体のポイントを上げれば、承認になる可能性を秘めています。
内容を変えて再チャレンジしてみましょう!
申込内容のポイントの上げかたについては
こちらの過去記事をご参考にどおぞ。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
フラット35の結果についての知識が高まれば、一喜一憂することなく冷静に判断ができます。
承認がとれた、しかしその承認に信憑性はあるのか
留保はいい結果なのか、それとも悪い結果なのか、内容を変えれば承認にすることはできるのか
不承認はもう諦めるしかないのか、それともまだ何かいい結果にする方法はあるのか
理由がわかれば、対策がとれます。
フラット35は簡単に通るかたもいれば、そうでないかたもいます。
マイホームをゲットするために頑張っていきましょう!
この記事が住宅購入の参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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