どうも現役フラット35受付担当の「B」です
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今回は”ARUHIダイレクト”について、詳しく説明していきたいと思います。
住宅購入の際に一緒に考えなければいけないのが”諸費用”ですよね?
その中でも高額なのが”手数料”、代表的なのは不動産仲介手数料と金融機関へ払う事務手数料です。
この手数料を少しでも安くすませることができれば、かなりの節約効果が期待できるでしょう。
そこで紹介したいのがARUHI(アルヒ)が提供しているサービスの”ARUHIダイレクト”です。
簡単に言うとWEB上で申込~融資(決済)までいった場合、手数料が通常(2.2%)の半額(1.1%)になるというサービスです。
浮いたお金でワンランク上の欲しい家具を見にいったり、家族旅行など楽しみに使うのもありだと思いますよ!!
しかし誰にでもオススメできるかと申すと、「ん~~~」っというのが現役受付担当からの正直な感想です。
したがって、ここから先はARUHIダイレクトのことや、受付担当からの目線でこのサービスを100%オススメできるひとなど、細かく解説していきたいと思います。
ARUHIダイレクトで最大88万円お得!?
先に気になるであろうタイトルにある”最大88万円お得”について解説します。
ARUHIダイレクトを利用しWEB上にて申込~契約、そして融資実行まで進めることができれば事務手数料が”半額”になります。
フラット35の融資金額の上限は8000万円。
仮に8000万円借りるときの通常の事務手数料(2.2%)は176万円(税込)です。その半額ですから”最大88万円お得”というわけです。
そこまで借りないっす!
確かに8000万借りるひとは少ないと思います。
しかし、4000万円の借入でも44万円お得になりますので使わない手はないですよね。
ARUHIダイレクトで半額になる商品
ARUHIダイレクトのWEB申込で手数料が半額になるのは下の2つの商品です。
- アルヒ フラット35
- アルヒ フラット35 α(アルファ)
α(アルファ)ってなにかしら?
一般的なフラット35は資金計画の90%までしか借りることができません。
そこで「100%借りたいよ」っというひとのため、ARUHIが残りの10%部分を貸すための商品です。
自己資金で10%部分を払えるひとは利用しなくていい商品です。
ARUHIダイレクトで何ができる?
ARUHIダイレクトは店頭へ足を運ぶことなく、3つのことができます。
- WEB上で新規借入の申込~契約までできる
- WEB上で借換の申込~契約までできる
- WEB上で来店予約をすることができる
ARUHIダイレクトに100%向いているひとの条件
もし上の条件を満たしてたら、店頭にいかずARUHIダイレクトを利用して事前審査をしてみましょう!
全部、満たしていないとダメですか?
いいえ、そんなことはないですよ!
最低でも下の3つはクリアしていることをオススメします
- 勤続2年以上
- 大きな既存借入はなし
- 決済までゆとりがある
なぜ上の条件を提示したか理由を解説しますね
今回、上のうえの条件を提示した理由は下の3つです。
結局、承認にならないと意味ないですし、正確に申込めなければ事前審査で承認をいただいても、本審査のときに修正されて落ちる可能性もあります。
そんなわけでちょっと厳しいですが、上のような条件を提示させていただきました。
ほんとはフラット35の申込条件はゆるく、もっと幅広い属性の申込人を受付けることが可能なんですけどね。
このブログはフラット35に通るための情報を提供しているので、WEB申込でもなるべく通ってほしいと思い厳しめの条件を提示しました。
全然あてはまらなくても審査自体は「無料」なので、気軽にやってみるのもありですよ~
ARUHIダイレクトの注意点
上の画像はアルヒのHPから引用した画像です。スマホで見にくい人は指で拡大してみてください。
画像からわかるARUHIダイレクトの注意点
- 一度でもアルヒの店舗に行き、アルヒに顧客情報が登録されていると割引の対象外
- 店舗に行かずとも、不動産屋を通じて事前審査などを行いアルヒに登録されている場合も割引の対象外
(※アルヒ以外のフラット35の店舗に相談や来店、事前審査をした場合はセーフ) - 物件の購入費用にリフォーム費用を上乗せすることができない
- 注文住宅(建築案件)のように土地を買って、家を建てるような案件は不可
(※ただし、土地代や建築中の中間金をフラット35の融資前に必要としない場合は可能) - 借地権や賃借権など所有権以外の土地は不可
- 物件の引渡日(決済日)が1ヶ月半を切っているとスケジュールが厳しい
- フラット35の適合証明書が発行可能な物件なのか不動産会社に確認をしておくこと
- 事前審査の結果が留保の場合は、手数料の半額は諦めて店舗に相談したほうがいいこと
- WEB事前審査をした際、アルヒから電話がくるので対応すること
- 抵当権設定がアルヒ指定の司法書士を利用しなければならないので、不動産会社に問題ないか確認しておくこと
- スーパーフラットはARUHIダイレクトを利用可能だが、手数料は半額にはならない
- 最低事務手数料(22万円/税込)が設定されている
ARUHIダイレクトだと誰にも相談できないのか?
ARUHI ダイレクトは対面での相談はできないが、下のようなビデオチャット相談や電話での相談を受付けています。
【ビデオチャット相談はこちら】
ご相談対応時間:平日・土日 10:00~19:00 ※祝日・年末年始除く
【
ARUHI
ダイレクトお問い合わせダイヤル】
Tel:0120-993-357(受付時間:平日9:00~18:00 ※年末年始除く)
ARUHIダイレクトのデメリット
自分の努力が必要
手数料が安くなるということは、少なからず申込人側に負担がかかることになります。
住宅ローンに慣れているひとは少ないため、わからないことも多いと思います。
店舗で申込めば、最初から担当者がつき、先回りして丁寧に説明してくれることでストレスなく住宅購入することが可能です。
しかしわからないことやスケジュール管理や不動産会社との連携は自分が積極的に関与して、進めていく必要があります。
ちょっと大変になることは覚悟のうえ、ARUHIダイレクトを利用することをオススメします。
手数料が安い他のネット銀行なども同様な覚悟は必要かなと思いますね
結局、安いと高いとでは同じサービスを受けるのは難しい…
スケジュールに余裕がなくなると焦る
融資実行まで6週間を切っていると申込ができないというルールがあるように、割とARUHIダイレクトで申込むと時間がかかることが予想されます。
案件によっては、6週間かからずに融資実行できるパターンもあるかと思いますが、実際うまく進まないと時間がかかり結構あせります。
また時間がかかり過ぎると下のようなリスクの可能性があります。
- 売買契約を済ませていない場合、誰かに買われてしまうリスク
- 売買契約を済ませている場合、契約内容によっては違約金の請求をされるリスク
ARUHIダイレクトを利用する場合は、事前審査を済ませておくなど早めの行動を心掛けるといいかも!
1000万円以下の借入はお得にならない
残念なお知らせになりますが、融資金額が1000万円以下はお得にならないという点です。
理由はARUHIが設定している最低事務手数料(22万円)が関係しています。
仮に1000万円借りたときの通常の手数料(2.2%)は22万円。
これが半額の11万円になるかというと、ならない…
最低事務手数料が22万円と設定されているため…
したがって1000万円以下の融資金額を受ける場合は、最低事務手数料が設定されていない金融機関も視野に入れる必要があるということです。
最低事務手数料を設定していないところで私が知っている金融機関はオリックス・フラット35ですね。
ARUHIダイレクトのメリット
手数料が半額になる
金融機関に払う手数料(2.2%)が半額(1.1%)になる、これが最大のメリットですよね。
ARUHIダイレクトの利用で浮いたお金を何に使うか、胸を躍らせながら楽しく住宅購入をすすめていきたいですね。
借入額が多ければ多いほどお得感マシマシ!!
来店不要のためスキマ時間で進められる
仕事で忙しいひとはWEB上で24時間、手続きが行える点がメリットになりそうですね。
たとえば出張が多かったり、家にいないことが多いひとにとってはWEBで手続きできるのはいいですよね。
いつどでもどこでもスマホがあれば手続きできちゃう便利な世界!
近くに店舗がないひとは便利
そもそも家の近くにアルヒの店舗がなく、遠くまで足を運ばないといけないひとにとってもメリットですよね。
天候に左右されず、自宅でまったり申込可能!
ARUHIダイレクトの流れ
ARUHI navi(アルヒ ナビ)というサービスを使えば、WEB上で不動産会社との連携をとることが可能です。
しかし反映されるのに時差があるので、審査がどこまで進んでいるかの進捗はこまめに不動産会社へ連絡する必要があるでしょう。
浮いたお金のオススメの使いみちベスト3
- 家具&家電
- 旅行
- 引越し
まとまったお金が節約できる可能性があるので、比較的お金のかかることに充ててみてもいいのかなっと思います
融資を受けるまでは手数料がかからない
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
本記事はARUHIダイレクトの良し悪しや、注意点、100%オススメできるひとなどを解説させていただきました。
あーだこーだ伝えてきましたが、実際のところフラット35の融資を受けるまで手数料は「無料」です。
家の購入を検討し始めたら、自分の年収で希望の金額が借りられるのか、試しに事前審査までやることをオススメします。
事前審査のときに必要なのは下の4つくらいです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 源泉徴収票2年分
- 物件の概要がわかる書類(販売チラシなど)
ここまでがARUHIダイレクトに関する解説でした。
皆さんがお得に住宅購入できることを陰ながら応援しています。
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