- フラット35の全体の流れがつかめる
- 次になにをすべきかわかる
- スムーズな住宅購入が目指せる
どうも現役フラット35受付担当の「B」です
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フラット35に申込むことは決めたけど、どういう流れで決済まですすむの?っと疑問をもたれるひとは多いと思います。
なぜなら住宅購入に慣れていて次になにをすべきか、いつなにが必要かがわかるひとは滅多にいないからです。
わたしは本業でフラット35の受付をしていますが、決済までのサポート(スケジュール管理)も仕事の一つです。
本記事では自分の仕事を活かし、フラット35の”事前審査~決済までの流れ”を解説します。
全体の流れがつかむことで、スムーズな住宅購入が目指せるようになります。
ぜひ最後までご覧いただき、本記事をお役立てください。
事前審査~決済までの流れ(カレンダー)
事前審査~決済までは約1ヵ月。
まずは上のカレンダーを見ていただき、全体の流れを確認ください。
スムーズにすすめば、事前審査をしてから「約1ヵ月」で決済まで終わります。
(ちなみにカレンダーの例は建売戸建やマンションを想定したスケジュールです。注文住宅やリフォーム代金を含めたフラット35の利用の場合は異なるためご注意ください。)
どんなスケジュールで進められるかは下のキーパーソンの動きも関係します。
- 申込人(購入者)
- 不動産業者(仲介)
- 金融機関の担当
- 売主
一人だけの力では、スムーズに進むことは難しいです。
皆さんの協力があり、スムーズな住宅購入は成立します。
事前審査にかかる日数
事前審査にかかる日数は1~2営業日。
1~2営業日とは、平日でのカウントです。
土日祝など金融機関が動いていない日はカウントしていません。
事前審査の必要書類と申込書を提出したあと、不備や確認事項がないことが前提です。
金融機関によってはもう少し時間がかかるところもあります。
事前審査については下の関連記事もご参照ください。
本審査にかかる日数
本審査にかかる日数は5~7営業日。
本審査は事前審査よりも時間がかかります。
約1週間で結果がでてきたらスムーズなほうです。
本審査がスムーズに進むかどうかは下のような違いが大きいです。
本審査が早いとき(スムーズ)
- 事前審査で承認だった
- 書類に不備がなかった
- 在籍確認がスムーズに終わった
このようなケースだと約1週間で結果がでることがあります。
本審査が遅いとき(スムーズではない)
- 事前審査で留保だった
- 機構の慎重審査になってしまった
- 書類に不備があった
遅いときは3~4週間ほど時間がかかることがあります。
事前審査の結果については下の関連記事をご参照ください。
売買契約はいつする?
売買契約は売主がOKだったらいつでもできる。
本記事の例としているカレンダーでは、本審査が通ったあと(内定後)に売買契約としていますが、実際はどの時点で売買契約を結んでも問題ないです。
たとえば事前審査で承認がとれた時点で、売買契約をするケースもよくあります。
しかしフラット35の事前審査は、信用されていないことが多く、売主によっては「本審査が通らないと売買契約しません」ということも稀ではありません。
売買契約を結ばないと、ほかの誰かに買われてしまう可能性があります。
人気な物件を購入希望のときは審査スピードに評判のよい金融機関を選ぶのも一つだと思います。
本審査に通ったあとは?
本審査に通ったあとは、金消契約(住宅ローン契約)に向けて融資条件やスケジュールを整える。
整えるべきことは下の内容です。
- ①通知書の融資条件をクリアする
- ②金消契約や決済スケジュールの確定
- ③司法書士の決定
- ④火災保険の決定
- ⑤適合証明書(物件の審査書類)の発行
上の①~⑤を不動産業者(仲介)や金融機関の担当と一緒に整えていきましょう。
本審査が通ると、決済までのスケジュールによっては慌ただしくなります。
慌ただしくなるとじっくり考える時間がなくなり、言われるがままになりがちです。
火災保険や司法書士など、じっくり比較検討したい場合は紹介されるのを待たずに自分で調べておくことをオススメします。
金消契約時の持物や所要時間は?
金消契約時の一般的な持物。
- 実印
- 免許証
- 保険証
- 住民票(2通)
- 印鑑登録証明書(2~3通)
- 銀行印
- 引落先、融資振込先の通帳(またはカード)
- 適合証明証
- 売買契約書(原本)
- その他(原本提出を求められた書類)
住民票や印鑑証明書の通数はひとによってかわる場合があります。
不動産業者や金融機関の担当に必要枚数を確認しておきましょう。
金消契約にかかる所要時間は、約1時間~1時間30分。
金消契約では下の内容をおこないます。
- 持物の確認
- 条件書類の確認
- 契約内容の説明
- フラット35の注意点や仕組みについての説明
- 各種記入する書類の説明
- 契約書類の記名、押印
- 記名、押印された契約書類のチェック
決済日(融資実行日)はどんな流れ?
すべてがこの通りではないですが通常はこのような流れで決済が完了します。
残代金を売主に送金すると、もう申込人(購入者)の役目はほとんど終わりです。カギを受取れます。
おさらい
本記事の要点のおさらいです。
事前審査~決済までは約1ヵ月。
事前審査にかかる日数は1~2営業日。
本審査にかかる日数は5~7営業日。
売買契約は売主がOKだったらいつでもできる。
本審査に通ったあとは、金消契約(住宅ローン契約)に向けて融資条件やスケジュールを整える。
- ①通知書の融資条件をクリアする
- ②金消契約や決済スケジュールの確定
- ③司法書士の決定
- ④火災保険の決定
- ⑤適合証明書(物件の審査書類)の発行
金消契約時の一般的な持物。
- 実印
- 免許証
- 保険証
- 住民票(2通)
- 印鑑登録証明書(2~3通)
- 銀行印
- 引落先、融資振込先の通帳(またはカード)
- 適合証明証
- 売買契約書(原本)
- その他(原本提出を求められた書類)
金消契約にかかる所要時間は、約1時間~1時間30分。
本記事ではフラット35の事前審査~決済までの流れを解説しました。
全体の流れがわかれば次になにをすべきかの理解が早まると思います。
わからないことが少なくなれば行動も早くなり、スムーズな住宅購入につながります。
本記事を読んだひとは下の関連記事もオススメです。ぜひ参考にしてください。
コメント
マンションコミュニティでご活躍を拝見しております。
本申込後の流れで気になったので、ご存じでしたらおしえてください。
楽天銀行だと下記のような流れらしいのですが、だいたいどの銀行でも同じようなものなのでしょうか。
https://home-loan.rakuten-bank.co.jp/rmg/dnm/mypage/mort_s_01.gif
機構送付日というのを書き込んでいる人を見かけるので、そのタイミングで必ず申し込み人に通知があったりするのでしょうか。
先週本申し込みの書類を送付したところで、じっとしていられず、こちらに来てしまいました笑