どうも現役フラット35受付担当の「B」です
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本記事では中古物件をお探し中のみなさまへ、耳寄りな情報を届けしたいと思っています。
だれでも金利は安く、お得にお金を借りたいものですよね。
だったらとりあえず”ペアガラスの中古物件”を狙っていきましょう。
ペアガラスの中古物件であれば、金利が-0.25%(5年間)下がることは間違いないです。
それでは詳細を見ていきましょう。
フラット35のペアガラスとは?
ペアガラスとは、ガラスが2重になっている窓のことをいいます。
一つの窓に2枚のガラスがついているため、ちょっと重いです。
近づいてみると2重になっているのが、しっかりわかります。
ほかにも1枚ガラスの窓の部屋側に取付ける“内窓(2重窓)”もペアガラスと同様に金利引下げの対象となっています。
なぜペアガラスだと金利が下がるのか?
なぜペアガラスだと金利が下がるのでしょうか。
理由はフラット35Sの省エネルギー性のBプラン(開口部断熱)が適用となるからです。
これだけ聞いてもよくわからないはずなので、順をおって説明します。
簡単に、わかりやすく。
フラット35S(エス)とは
フラット35S(エス)とは、住宅金融支援機構(以下:機構)が提供している金利引下げ制度の一つです。
フラット35Sは購入物件の住宅性能が4つの基準のうちどれかにあてはまっていれば利用できます。
ペアガラスは省エネルギー性にあてはまります。
省エネルギー性とは
省エネルギー性とは、夏は涼しく・冬は暖かいという冷暖房費を抑えられる物件のことです。
壁や窓の断熱効果がフラット35Sの基準を満たしていれば、省エネルギー性が利用できます。
ペアガラスは窓の断熱効果が高い物件にあてはまります。
Bプラン(開口部遮断)とは
Bプラン(開口部遮断)とは、ペアガラスや内窓により断熱効果が高い中古物件にたいし適用になるプランです。
ちなみにフラット35SにはZEH・Aプラン・Bプランという3つのプランがあります。
ペアガラスで中古物件の基準を満たせるのはBプランです。
ペアガラスの中古物件をオススメする理由
ペアガラスの中古物件をオススメする理由は、見た目でわかりやすいことが一番です。
素人でも窓を見ればペアガラスかどうかはわかります。
ペアガラス以外でフラット35Sに適応するか確認しようと思うと、壁の中をみたり、家の構造に詳しい必要があります。
とても素人には判断が難しいです。
したがってフラット35Sを利用できるかは、ペアガラスかどうかを確認することがオススメです。
どれくらい金利が下がる?
ペアガラスだとどのくらい金利がさがるでしょう。
答えは、-0.25%です。
しかし注意が必要で、35年間ずっとではありません。
金利が下がる期間は当初の5年間です。
6年目からは融資を受けたときの月の金利に戻ります。
シュミレーション
フラット35Sの有無でどれくらいお得になるのかシュミレーションしてみましょう。
今回はペアガラスの中古物件を基準にしていますのでBプラン(-0.25%/5年間)で検証してみます。
項目 | フラット35Sなし | フラット35Sあり |
---|---|---|
借入額 | 3000万円 | 3000万 |
金利 | 1.70% | 1.45%(当初5年間) 1.70%(6年目以降) |
借入期間 | 35年 | 35年 |
毎月の返済 | 94,822円 | 91,122円(当初5年間) 94,332円(6年目以降) |
総返済額 | 39,825,513円 | 39,426,895円 |
差額 | 398,618円 |
今回の検証では35年間で約40万円ほどの差があることがわかりました。
借りる金額や融資を受ける金利によって、もっと大きな差額になるひともいます。
ペアガラスの中古物件を選ぶだけで、こんなにお得になるんですね。
ほかの金利引下げ制度
フラット35Sは機構の提供している金利引下げ制度の一つと紹介しました。
機構はほかにも金利引下げ制度を用意しています。
フラット35Sはほかの金利引下げ制度とかけ合わせることができます。
かけ合わせることで、より金利優遇をうけることが可能です。
お得にフラット35を利用しましょう。
おさらい
本記事のおさらいです。
要点だけをピックアップします。
ペアガラスとはガラスが2重になっている窓
ペアガラスの中古物件はフラット35Sの省エネルギー性のBプランに適応
ペアガラスは素人でも見た目でわかりやすい
フラット35Sの省エネルギー性のBプランは金利が-0.25%(当初5年間)
フラット35Sとほかの金利引下げ制度はかけ合わせることが可能
中古物件を検討中ならペアガラスは意識しておくと、フラット35Sが利用できお得に借りられるのでオススメです。
ちなみにフラット35Sは審査にも通りやすくなるというメリットもあります。
詳しくは下の関連記事をご参照ください。
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